
黄色い涙―西暦一九六三年の嵐
ものすごい起承転結のドラマがあるわけじゃない。
ま、よく考えれば、人生のうちのひと夏を切り取ってみたところでさほどの“起承転結なドラマ”なんてものは起こらないからね。
彼らのひと夏は、まさに夏休みのような時間。
終わりがないように思えて、実はあっという間に終わりが来ちゃうものだもの、夏休みは。
人生は人を欺かなかった。
人生を作り出すのはその道を行くその人自身なのだから、人生は決して人を欺いたりする存在じゃない。
夢を追うのも諦めるのもこだわるのも現実に気付くのも、すべてはその人次第なわけで。
大きな感動があるわけでもないけれど、じんと心に染み入る映画でした。
あれだけ若者が出ていながら、キラキラしてる人がいないってのも珍しいが(笑)、でもそんなもんだよね。
ああ、なんだか。
あの頃の友達に、会いたくなってしまった。
“夏休み”を一緒に過ごした友達に。
(この記事は『ろくでなしの日々』と同内容です。)
